『覚えやすい&ジャズっぽい』4音フレーズで解決感のあるアドリブを組み立てる【ジャズギターアドリブ】 | Jazz Guitar Tribe

『覚えやすい&ジャズっぽい』4音フレーズで解決感のあるアドリブを組み立てる【ジャズギターアドリブ】

アドリブの思考・練習方法

今回は、4音フレーズでジャズっぽいアドリブをする方法を紹介します。

具体的には、3つのフレーズを紹介し、それらのフレーズの解説と使い方を説明していきます。

最初に言っておきますが、

  • これでジャズが弾けるようになるということではありません
  • 4音フレーズでジャズになるという訳でもありません

あくまでもジャズっぽい雰囲気を出せる方法です。

 

なので、

ガッツリ理論を学びたい人というよりは、理論は何となく知っておきたいけど、

もっと簡単に、ジャズっぽい雰囲気が出せるアドリブをしたい

そんな人におすすめの内容です。

 

とは言え、本当は、今回の内容にきちんと理論を関連付けて学んで頂くのがベストですし、理論をきちんと理解できれば、非常に有用性の高い内容となります。

ただし今回の内容は、あくまでも、

そんなに理論をきちんと把握していなくても「ジャズっぽくなるアドリブの方法」

としてご理解頂ければと思います。

可能であれば理論もきちんと理解して頂くことをおすすめします。

 

『覚えやすい&ジャズっぽい』4音フレーズで解決感のあるアドリブを組み立てる【ジャズギターアドリブ】

 

4音フレーズとは?

4音フレーズとは、

4つの8分音符で作られた超短いフレーズのこと

です。

 

今回は、

セブンスコード上で使うフレーズを紹介します。

 

フレーズの目的は、

次のコードにきちんと着地すること

そして、

着地するのは、次のコードの3rdもしくは5thのどちらか

となります。

次のコードとは、基本的に4度進行で着地するコードを指します。使うスケールや音使いは、フレーズごとに解説していきます。

 

3つのジャズ的4音フレーズ

今回紹介するのは、以下の3つのフレーズです。

  • フレーズ①:クロマチックアプローチを使った王道ジャズフレーズ
  • フレーズ②:ディミニッシュのコードトーンを使った汎用性の高いフレーズ
  • フレーズ③:オルタードテンションを含む定番フレーズ

それでは1つずつ紹介していきます。

 

フレーズ①:クロマチックアプローチを使った王道フレーズ

クロマチックアプローチを使った王道のジャズフレーズです。

サウンドとしては、明るい雰囲気が特徴となります。

メジャーコードの3rdに解決するので、着地先のコードがマイナーコードの場合は使えないので注意しましょう。

 

フレーズ②:ディミニッシュのコードトーンを使ったフレーズ

大きな特徴としては、5thへ着地するので解決先のコードはメジャーでもマイナーでもOKであること。

このフレーズの4音は、

ルート抜きの3rd・5th・7th・b9th

という構成。

実はこの4音だけで見ると、ディミニッシュのコードトーンになっています。

ディミニッシュはセブンスコードのb9thとして非常に有用性が高いコードトーンを持っています。ディミニッシュコード上でのアドリブに使うのは当然ですが、セブンスコード上でのアドリブにもかなり使われますので、しっかりマスターしたいところです。

ちなみに、ディミニッシュコードは実際3つしか存在しません。

ディミニッシュのコードトーンは「短3度」の積み重ねなので、どの音から始まっても中身は同じになります。

今回のフレーズだと、

Bdim7=Ddim7=Fdim7=Abdim7となります。

細かな解説は割愛しますが、ディミニッシュコードはセブンスコードの上でめっちゃ使えるので練習しておくことをおすすめします。

 

フレーズ③:オルタードテンションを含む定番フレーズ

b9、#9を含むオルタードフレーズです。

m3rdと同じ音のオルタードテンションである「#9」を含む緊張感が強めのサウンドが特徴です。

着地音を変えることで、メジャーにもマイナーにも解決可能なフレーズとなっていますが、どちらかというと、マイナーコードへ着地する方がしっくり来ると思います。

 

フレーズの使い方&練習方法

これらの4音フレーズは、次のコードの1拍目にピッタリ着地できるように弾く練習をしましょう。

要するに、

その小節の後半の8分音符4つにそのフレーズをぶち込む

という感じです。

長いフレーズを覚えてそれを弾くのではなく、

あくまでも、メジャースケールを基準としてアドリブしていることが土台となり、その中へジャズっぽくなる短いフレーズを組み込んでいく、というのが理想です。

練習の最初の段階では、

最初の2拍は休んで、後半の2拍の時にこの4音フレーズを弾いてみましょう。次のコードにもしっかり着地できるので、その部分だけでもコード感のあるソロになります。

なかなかアドリブの中に組み込むのは難しいです。途中からフレーズのことなど忘れてしまったり、入れようと思ってもタイミングがズレたりしてしまいます。

なので、最初はフレーズを入れる前は弾かずにフレーズを入れるタイミングをしっかり数えながら待ちましょう。

こうすることで、次のコードへの着地から逆算してフレージングしていくことができるようになってきます。初めは音数が合わなくて全然OKなので、少しずつ着地に向かって逆算しながらアドリブできるようになっていきましょう。

 

この方法は、正直なところ、理論を理解していなくても実践可能です。フレーズを覚えて、タイミングよく弾くことができれば、それだけで一気にジャズサウンドになります。

ただし、理論を関連つけることで、理解度は大きく深まりますし、フレーズの使い所や使い方のバリエーションを増やすことにも繋がりますので、やる気のある方は是非理論も合わせて学んでいきましょう。

 

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