今回は、「コードチェンジが速い」「コードが難しい」、そんな曲を練習する時の方法を紹介します。
特に、コードチェンジが速い曲、
例えば、
- リズムチェンジ(I Got RhythmやOleoなど)
- Giant Steps
などの楽曲を練習する時の方法です。
拍子抜けするほど単純で超地味な方法ですが、これが1番の近道ではないかと思っています。是非参考にしてみてくださいね!
速い・難解なコードチェンジの曲をマスターする方法
コードチェンジが速い曲、難しいコードが続く曲など、アドリブやバッキングがなかなか上手くならない曲があると思います。
そんな強敵を攻略する方法を紹介します。
結論ですが、
これだけです。
何だかよく分からないと思うので解説しますね。
例えば、リズムチェンジ(Oleoなど)を練習するとします。
本来のコード進行はこんな感じですね。最初の4小節です。
いきなりこのままでアドリブしようとすると、結構大変ですよね。コードチェンジがどんどん進んで行くので、1つ1つのコードを追っていくのにはかなり高いレベルが必要です。
そこで、いきなりこのコードチェンジを練習するのではなく、
“1小節に1つのコード”
に変換します。
変換後のコードチェンジは以下のようになります。
こうすることで、本来のコード進行だと付いていけなかった人も、かなり余裕を持ってコードチェンジに沿ったアドリブができるようになると思います。
この状態で、各コードに対するアドリブをしっかりと練習し、使える音や解決する音、使いたい音などが明確になるように覚えていきます。
テンポは最初はゆっくりで始めましょう。
そして、1小節単位のアドリブに慣れてきて、1つ1つのコードに対する音やポジションを把握できてきたら、1度本来のチェンジに戻して弾いてみましょう。
最初よりも、各コードに対する理解が深まり、アドリブに余裕が生まれるはずです。
この時、まだ余裕がない状態であれば、また1小節単位に戻して練習しましょう。
もし、元のコードチェンジに戻した時に上手くいかない場合は、全てのコードチェンジを弾き続けようとせず、呼吸(休符)を入れたり、意識してコードに対する音を弾ける場所だけを弾くなど、落ち着いて2拍ずつのコードチェンジを追いかけることができるように意識しましょう。
このように、
1つ1つのコードに対する理解を深めるには、
です。
もし、まだメジャースケールも出来ないし、
フレーズも全然知らないよーという人は、
この練習の前に、メジャースケールをランダムに弾く練習や、簡単なコード進行に合わせて、メジャースケールを自由に弾く練習などを行いましょう。
初心者の人向けのメジャースケールの練習方法については、以下のページで解説していますので是非チェックしてみてください。
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