【アドリブ超初心者向け】メジャースケールの練習方法【ジャズギター】 | Jazz Guitar Tribe

【アドリブ超初心者向け】メジャースケールの練習方法【ジャズギター】

アドリブの思考・練習方法

今回は、アドリブを始めたばかりの人に向けた、メジャースケールを練習する方法と具体的な手順について解説しました。

  • これからメジャースケールを練習する人
  • メジャースケールを練習したいけど始め方が分からない人
  • メジャースケールの練習方法を知りたい人

このような方は是非参考にしてみてください!

 

【アドリブ超初心者向け】メジャースケールの練習方法【ジャズギター】

 

今回のテーマは、ズバリ、

メジャースケールの練習方法

です。

アドリブの第一歩として避けては通れないメジャースケール。内容としては、これからアドリブを始めたい人に向けたものとなっています。

今回紹介する方法は、僕が考える練習手順の最適解です。正解ではありませんので、自分には合わないなと思った方は別の方法を試してみてください。

因みに、かなり機械的でもありますので、

  • 「そんなのアドリブじゃねー」とか
  • 「そんなんじゃジャズにはならねー」とか
  • 「もっと感性やフィーリングがー」とか

そういった類のツッコミは無しでお願いします(笑)。

この方法が、これからアドリブを始める人の手助けになれればと思います。

 

メジャースケール練習の6つのSTEP

今回は、6つのSTEPでメジャースケールを練習していく方法を紹介します。

  1. ポジションを1つ決める
  2. ルートから弾く(低音弦側)
  3. そのポジションの最高音から弾く
  4. 3弦もしくは4弦のルートから弾く
  5. スケール内の各音からスタートする
  6. ランダムに動き回る

この6つのSTEPで解説していきます。

 

STEP① ポジションを1つ決める

まずは、覚えやすい場所、弾きやすい型を1つ選びましょう。ここがスタートです。

ここでは、5弦3フレットからのポジションを選びます。

余裕のある人は、ルートから下の音(6弦1フレット)までのポジションを覚えましょう。

 

STEP② ルートから弾く(低音弦側)

まずは、ルートからのポジションを覚えましょう。

最高音は1弦の5フレットでOKです。最高音まで行ったらそのまま5弦のルートまで戻ってきてください。

 

STEP③ そのポジションの最高音から弾く

基準となるルートから弾くことをクリアできたら、次に最高音から弾いて、最高音まで戻ってくる練習をしましょう。

スケール練習は、ルートから弾く練習だけを行っていつ人が多くいますが、アドリブではルートから弾き始めることはそこまで多くありません。

この後も細分化して紹介していきますが、如何にルート以外の音から自由に弾けるようになるか、がスケールをマスターする上でとても大きなポイントとなります。

その最初のステップとして、ルートと真逆の位置にある最高音からスタートする練習をしましょう。

 

STEP④ 3弦もしくは4弦のルートから弾く

  • ルートから弾く
  • 最高音から弾く

この2つができたら、その真ん中にあるルートからも弾けるようになりましょう。

5弦ルートのポジションなら、3弦にもルートがあります。6弦ルートのポジションなら4弦にもルートがあります。

その場所を覚えて、そこから弾き始める練習をしていきましょう。

 

STEP⑤ スケール内の各音からスタートする

スケール内の各音から弾き始める練習をしましょう。

これは、スタートする音が変わってもポジションを見失わないようにするためです。

実は、ルート以外の音から弾き始めることが出来ないというのは、スケール練習が上手くいっていない代表例です。

ルートではない音から弾き始めようとすると、全体のポジションが全く見えなくなるという事態が起こってしまうんですね。これは、ルート以外から弾く練習をしていないからです。シンプルですが、ルート以外から弾く練習を積めば解決できます。

最初は、ルートから・2度から・3度からというように順番に進めて行っても良いと思いますが、できればどの音から始めるかをランダムに選ぶとより効果的です。

順番に弾いていくこと自体を覚えてしまっては意味がないので、できればスタートする音をランダムに音を選んで弾くようにしましょう。

 

STEP⑥ ランダムに動き回る

メジャースケール内の音をランダムに弾きましょう。

出来るだけランダムに、上がったり下がったり飛ばしたり繰り返したり・・

実質アドリブの第一歩はココです。

STEP⑤までは、ポジションを把握するための練習、段階です。

このSTEP⑥こそ、メジャースケールを使ってアドリブをする最初のステップと言えます。

ランダムに弾くというのは、ポジションを完璧に覚えていないと本当の意味でランダムにはなりません。自分が弾いたことのあるモノではなく、常に初めての経験をしていくように、弾いたことのない音列を意識して弾きましょう。

 

まとめ

メジャースケールの練習は、アドリブの土台となる重要なものです。

もう一度、練習順序を整理しておきましょう。

  1. ポジションを1つ決める
  2. ルートから弾く(低音弦側)
  3. そのポジションの最高音から弾く
  4. 3弦もしくは4弦のルートから弾く
  5. スケール内の各音からスタートする
  6. ランダムに動き回る

この6つのSTEPです。

1つのポジション・型に対して、この6つのSTEPで練習しましょう。

 

これからアドリブを始める人で、

  • どんな練習をしたら良いか分からない人
  • メジャースケールの練習方法が分からない人
  • メジャースケールを上手く使えない人

このような人はぜひ参考にしてみてください。

 

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