But Not For Me アドリブソロ例
「But Not For Me」のアドリブサンプルです。
- 通常テンポ
- スローテンポ
- 代理コード「Db7」のワンポイント解説
という内容になっています。
【But Not For Me】ジャズギターアドリブソロ例①|TAB譜あり(解説付き)
But Not For Me アドリブソロ例|解説付きTAB譜
解説付きのTAB譜です。
But Not For Meの攻略ポイント|代理コードを適当にスルーしないために。
But Not For Meには、Db7という代理コードが出てきます。
ジャズスタンダードにはよく出てくるタイプの代理コードで、スケールディグリーで言うと、bⅦ7となります。
この代理コード、皆さんはどう処理していますか?
よく分からないから適当にスルーしていませんか?
このDb7は、実は、皆さんが普段よく弾いているG7というコードが裏返ったコードなんです。
アナライズする場合は、「subV7/Ⅵ」という書き方をしたりします。
要するに、6度のCm7に向かうG7の代理コードですよ、ということですね。
では、どのようにアドリブをすれば良いのでしょうか?
答えは簡単です。
G7に置き換えて弾きましょう。
ただし、ルールが1つだけあります。
それは、“純粋なオルタードスケールを使うこと”です。
置き換えずに弾く場合、Db7の時は、Dbのリディアンb7を弾きますが、実は、Db7のリディアンb7と、G7のオルタードスケールは全く同じ構成音で出来たスケールなんです。
並べ替えたら同じですね。
注意点は、G7で弾けば良いと言っても、HP5やコンディミなどを使ってはいけないということ。
ここは気をつけてくださいね。
今回のソロ例でも、Db7の部分は、G7の時によく弾くような定番フレーズを使ってみました。
こんな感じのフレーズですね。
ということで、スルーしがちな代理コード「Db7」を上手く処理するには、
“G7に置き換えてオルタードを弾く”という方法がおすすめです。
ぜひ試してみてください。
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