【Someday My Prince Will Come】ジャズギターアドリブソロ例①|TAB譜&攻略ポイント解説付き | Jazz Guitar Tribe

【Someday My Prince Will Come】ジャズギターアドリブソロ例①|TAB譜&攻略ポイント解説付き

アドリブ例

Someday My Prince Will Come アドリブソロ例

「Someday My Prince Will Come」のアドリブソロ例です。

動画の後半では、

  • 3拍子での7thの解決フレーズ
  • Dim7の解釈とアドリブ方法

について簡単に解説しています。

 

【Someday My Prince Will Come】ジャズギターアドリブソロ例①|TAB譜&攻略ポイント解説付き

 

Someday My Prince Will Come アドリブソロ例/TAB譜

解説付きのTAB譜です。

 

Someday My Prince Will Comeを上手く弾く2つのポイント

ここでは、Someday My Prince Will Comeを上手く弾くための2つのポイントを解説していきます。

 

3拍子の7thフレーズに慣れる&使う

4拍子に慣れていると、どうしても3拍子では字余りのようなフレージングになってしまいがちです。

まずは、3拍子で上手くフレーズをまとめる練習が必要ですね。

僕自身も、3拍子の曲で7thコードからの解決を上手く着地させるのには苦労しました。なかなか音数が合わずに、着地が遅れてしまう感じのアドリブになってしまっていました。

あなたのアドリブがそうならないために、3拍子のフレーズを練習しましょう。そして、3拍で次の小節へピッタリ着地できるようになって下さい。

 

では、3拍子の7thフレーズをいくつか紹介しますね。ここでは、Someday My Prince Will ComeのポイントとなるセカンダリードミナントのD7とG7の時に使えるフレーズをそれぞれ紹介していきます。

ではまずは、D7のフレーズから。

  • フレーズ①

  • フレーズ②

  • フレーズ③

 

続いて、G7のフレーズです。

 

  • フレーズ①

  • フレーズ②

  • フレーズ③

 

どうでしょうか?

これらのフレーズを、D7、G7の部分に使ってみて下さい。

 

練習のポイントとしては、

  • フレーズを使うコードは1つに絞る(D7だけ、とか)
  • フレーズは1つに絞る

 

この2つのポイントを守って、練習してみてください。

2つ以上のフレーズを複数箇所で使おうとすると、“二兎を追う者は一兎をも得ず”という状態になってしまいます。

 

コードは1つ、フレーズも1つ。これが遠回りのようで、1番の近道です。

 

僕自身も、“1つに絞る”という練習方法を意識してからの方が、習得できるスピードは早くなりました。

 

今でも、何か新しく練習するときは、

“1つに絞って集中的に行う”

ということを常に意識しています。

 

ということで、2つめのポイントにいってみましょう。

 

dim7の解釈とアドリブ方法

2つめのポイントは、dim7の解釈とアドリブ方法です。

 

結論から言うと、

dim7の時は、半音上のハーモニックマイナーを弾きましょう。

 

なぜかと言うと、半音上のハーモニックマイナーのスケール音に、dim7の構成音が全て含まれているからです。

ディミニッシュスケールじゃないの?と思った方、いますよね?決して間違いではないですが、一度コードを鳴らしながら弾いてみて下さい。

 

かなりアウトして聞こえませんか?

 

僕は、このアウト感があまり好きじゃないので、ディミニッシュスケールは弾きません。ただ、好みの問題なので、サウンド的にしっくりくる人は、ディミニッシュスケールでもOKですよ。

 

もう1つ、ハーモニックマイナーを弾くという点において、別の視点から考えることもできます。

それは、

「7thコードに置き換える」

という考え方です。

 

dim7コードは、実は、ルート抜きの7th(b9)と全く同じなんです。

 

例えば、28小節目のEdim7。これは、C7(b9)に置き換えて考えることができます。

  • Edim7の構成音=E、G、Bb、Db
  • C7(b9)の構成音=C、E、G、Bb、Db

E、G、Bb、Dbの4つの音が共通していますね。

 

dim7コードは、ルート抜きの7th(b9)コードに置き換えることができる、ということです。

 

この時に一番ぴったりのスケールは何か分かりますか?

そうです、HP5(ハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウ)です。

 

Edim7を、C7(b9)として考え、HP5を使う。こうすることで、きっちりF7に解決させるフレージングができますね。

 

コード進行が、dim7を挟んで順次進行している時は、7th(b9)に置き換えるのが一番良いと思います。

 

もう1つ、ディミニッシュについて大切なことを言っておきます。

ディミニッシュコードは、m3rdの積み重ねで出来たコードです。コードの構成音が、全て等間隔になっている、ということです。

 

ということは、4つの構成音の、どこから始めても同じになるということです。

 

具体的に言うと、

Edim7=Gdim7=Bbdim7=Dbdim7

ということになります。

 

  • C7b9
  • Eb7b9
  • F#7b9
  • A7b9

この4つの7thコード上で、同じディミニッシュが使える、ということになります。

 

もう1点、ディミニッシュコードから、

「置き換え可能な7thコードを導き出す方法」

をお伝えしないといけませんね。

 

1つめの方法は、

「dim7コードの半音下」です。

Edim7なら、Eb7(b9)ということになりますね。

 

2つめの方法は、

「7thコードから見て、3rdをルートにしたdim7」

という捉え方です。

要するに、

C7(b9)=3rdであるEの音から始まるdim7

ということになります。

C7(b9)=Edim7(ルート無し)となります。

 

気をつけてほしいことが1つあります。

それは、使うスケールは異なるということです。

 

コードだけだと、Edim7=Eb7(b9)=C7(b9) と考えられますが、Eb7(b9)とC7(b9)の時に使うスケールは全く別物です。

最も合うスケールは、HP5です。

 

ということは、

Eb7(b9)の時は、EbのHP5、つまり、Abのハーモニックマイナースケールを使います。

C7(b9)の時は、CのHP5、つまり、Fのハーモニックマイナースケールを弾いてください。

 

ディミニッシュコードの解釈について、少し理解できましたか?

分からないことはコメントから質問してくださいね。できる限りお答えしようと思います。

 

ということで、今回は、

  • 3拍子の7thフレーズと練習方法
  • dim7コードの解釈とアドリブ方法

についてお話しました。

 

それでは。

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