「I Got Rhythm」や「Oleo」に代表されるリズムチェンジのコード進行のアドリブ練習例です。
最初の4小節のアドリブ例を4パターン紹介しています。 循環コード進行をマスターするのに最適な内容となっていますので是非練習してみてください。
リズムチェンジ|最初の4小節 アドリブ例 解説付きTAB譜
解説付きのTAB譜です。
・フレーズ①
・フレーズ②
・フレーズ③
・フレーズ④
リズムチェンジの練習方法①|4音フレーズを使う
<練習方法①>
7thコードから、4音で次のコードの“3rd”か“5th”へ解決するフレーズ、音使いを覚える
リズムチェンジは、2拍で次のコードへチェンジしていきます。
ということは、次のコードへ移行するまでには、8分音符を4つしか弾くことができません。
4つの音で、次のコードへ着地させる必要がある、ということです。
一番手っ取り早い練習方法は、4音で解決できるフレーズやスケールの音使いを覚えることです。
この場合、特に練習すべきなのは、7thコードの部分のフレーズです。
- G7→Cm7
- F7→Bbmaj7
この2つの部分です。
では実際のフレーズを紹介していきます。
まずはG7→Cm7のフレーズから。
G7→Cm7のフレーズ
・フレーズ①
・フレーズ②
・フレーズ③
・フレーズ④
・フレーズ⑤
F7→Bbmaj7のフレーズ
・フレーズ①
・フレーズ②
・フレーズ③
・フレーズ④
・フレーズ⑤
これらのフレーズやスケールを、G7やF7の時に使ってみましょう。
練習のポイントとしては、G7の前のBbmaj7やDm7の部分は弾かずに7thフレーズを使うことに集中すること。
フレーズを使えるようになったら、Bbmaj7やDm7の時に、フレーズの最初の音にアプローチしていく感じで音を繋いでいきましょう。
テンポは、弾く音をはっきりと意識できる速さで行なってください。最初はかなりスローテンポで練習していきましょう。
音数を逆算してフレーズを着地させることができるようになってきたら、少しずつテンポをあげていくとよいです。
リズムチェンジの練習方法②|コードチェンジを1小節単位に変える
<練習方法②>
コード進行を1小節単位に変えて練習する
リズムチェンジのような、コード進行の展開が早い曲を練習する時は、1つのコードを長くすると良いです。
リズムチェンジの場合はこのようになります。
1小節単位でコードが進行していくように変えています。
こうすることで、1つのコードを弾く時間が長くなり、コードチェンジを意識する余裕が生まれますね。
きちんと解決できるようになるためには、音使いやフレーズ、着地への音数などを逆算しながら弾く必要があります。
コード進行を1小節単位にすることで、余裕を持ってコードチェンジを意識することができるでしょう。
ということで、まずは、1小節ずつでのコードチェンジをマスターしてください。
1小節ずつのコードチェンジをマスターできたら、元に戻して、スローテンポから練習してみてください。
ということで、今回はリズムチェンジをマスターするための2つの練習方法を紹介しました。
ぜひ試してみてくださいね。
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